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       ドクターホーワ放送室 特別番組

    「わが社にとっての環境問題」 
 

 その1 矛盾の中で一歩ずつ前進してゆきます。
                       
2001/06/01

環境問題は21世紀の重大テーマ

 「法定外目的税として、産業廃棄物にかかわる税の導入を目指す
三重県は、税率を産廃1トンあたり千円とする案を固め、31日、
排出業者や県議に伝えた・・・」
という記事が、6月1日付けの新聞
各紙に掲載されました。

 先に、4月1日より、家電リサイクル法もスタートし、本格的な
循環型社会への転換を志向して、いよいよその動きは加速度を
高めようとしています。

 まさに、「環境問題」は21世紀の重大テーマのひとつとして
すべての人にとって避けて通れない問題となりました。

わが社にとっての環境問題

 わが社は主に水道と空調にかかわる工事業に携わっています。
「水」と「空気」はライフラインであるとともに、ひとりひとりの生活に
とって住環境そのものでもあります。


 そしてわが社は、安心できるライフラインと快適な住環境を
お客様に提供することを事業の社会的使命と心得ています。

 しかしながら、一方において、その快適な住環境の創造のために
地球環境に負荷をかけていることも厳然たる事実です。

 特に、これから増大すると思われるライフラインである
配管リフォームなどの工事においては、当然ながら、解体に伴う
建設廃材が発生しますし、また材料として使用する
塩化ビニール管は、施工に伴い、必ず端ぎれが発生し、
それは焼却するとダイオキシンを発生するため、適正な処理を
しなければなりません。

 このように、個々の住環境には快適さと利便性を提供しながら
地球全体の環境には負荷をかける、という大きな矛盾をかかえ
ながら、わが社はライフラインを守るという社会的使命を果たして
いかなければならない立場にあります。

矛盾の中で、もがきながら一歩ずつ前進してゆきます。

 わが社は今年3月に品質規格である、ISO9001を取得
いたしました。
 次の目標として「環境をテーマに努力すること」を経営の
大きなテーマにしております。

 しかしながら、前述のように、根本的な矛盾の中からのスタートを
せざるを得ないため、身近な問題をひとつずつクリアしながら
進んでゆきたいと考えています。

 この「わが社にとっての環境問題」は、わが社の大きなテーマでも
ありますので、これからシリーズとして掲載してゆきたいと思います。

 環境問題と、もがき、格闘する足跡を残してゆければ、と思います。

                            (次回に続く)

 ご意見、ご感想のメールをお待ちしています。




















                          
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