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  VDT作業への対策
                       
2002/02/05

VDT作業とは・・・

 パソコンの普及が進み、会社ではパソコンを使わずに
出来る仕事はどんどん少なくなっています。
 
 中高年社員の中には社内のキーパーソンであるのに、
なかなかパソコンをマスターできずに、アレルギー症状を
起こしている方もみえるかと思います。

 どんなに社内の情報化を進めて、パソコンの台数が増えても、
使うべき人が使えなければ有効ではありません。

 長い経験・知識・判断力を持つベテランの方を、ただ
パソコンが苦手というだけで活用できないということは
大きな損失です。

 パソコンが苦手なのには、画面を見続けるという
作業による疲れやすさが一因となることもあるようです。

このような画面を見続ける作業は、労働安全衛生面では
一般的にVDT作業と呼ばれています。

VDT=Visual Display Terminal:表示装置とでも言うの
  でしょうか?)


VDT作業対策について

 ここでは疲れを少しでも和らげて、作業を快適にするための
対策について触れてみたいと思います。

 どれもありふれたことのように思えてしまうかもしれませんが
仕事に熱中しているとつい忘れてしまうことばかりだと思います。


【1.作業時間】
・連続1時間までとし、10分から15分の作業休止時間を設け、
遠くを眺める。

・時々立ち上がって体操、ストレッチをその場で行いリラックスする。

【2.姿勢】
・椅子は安定性が良く、高さを調節できるものが望ましい。
・深く腰掛け、背もたれが背にあたるように。
・画面と眼の距離を40cm以上離す。
・肘の角度は90度以上の適当な角度にする。
・足裏全体を床につける。
・画面は見下ろす方が望ましい
(画面上端と眼を結んだ線の角度が10度程度、
  画面下端と角度は30度以内)


【3.画面】
・画面を明るくすれば鮮明に見えるが、度が過ぎると
眼への刺激が強くなり 疲れやすくなる。

・照明や日光等の光源に対して直角に配置し反射は
 極力なくす。
・それでも反射が有る場合はフィルターを用いるが、
 フィルターは画面によって効果が有る場合とない
 場合がある。
・いつもきれいにしておく。

【4.眼】
・左右の視力差が大きいと疲れやすい。
・まばたきを頻繁に行う。
・眼鏡をかけている場合は眼に合った度数に。
・目薬を差して眼の乾燥を防ぐ。

 上記のことは、パソコン作業が得意か苦手かどうかに
かかわらずあてはまることです。

 もちろんパソコン作業が苦手な方については、
なんとか面白おかしくなじむことができるような
動機づけや課題設定、本人の努力が必要である
ことはいうまでもありません。

 中には何時間パソコン画面を食い入るように見つめていても、
全く平気な方も見えるように個人差はありますが、視力は
知らず知らずのうちに悪くなっていきます。

 目が疲れやすい方は、まずはできることから少しづつ
実践されてみてはいかがでしょうか。
                          (堤)


(ドクターホーワよりのご紹介)

 
 中部労務管理センターの堤さんは、スキーが趣味の
30才。
 この仕事をはじめて5年目ではりきっています。
 まじめで、基礎能力の高い堤さんは、お客様にも
厚く信頼されています。

 もはやOAという言葉すら前世紀の遺物の感もするほどの
ネット社会の到来で、パソコンは筆記具に取ってかわりつつ
あります。

 デスクから、インクびんがなくなり、万年筆がなくなり
鉛筆も姿を消していったように、仕事のツールはいやおう
なく代わっていき、またそのスピードはおそろしい加速度
でもって我々をかえてゆきます。

 VDT対策も現代社会を生き抜くための、一種の
体力維持対策として、避けてとおれないものなのでしょうね。

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