梅雨どきは、はっきりしない空模様に加えて、
蒸し暑かったり肌寒かったりと気候不順な時期であり、
気分的にも晴ればれとはしないものです。
また、この時期、疲れやすい、倦怠感、頭痛、頭重感、
肩こり、食欲不振などの身体の不調を訴える方もいらっしゃいます。
天候、温度、湿度、気圧などの変動の大きいこの時期は、
ホルモン分泌の乱れや、自律神経の機能の失調などから、
人によっては自律神経系の様々な身体症状が出現するものと
思われています。
心と身体は相互に深く関わっていることから、精神的にも
不安定になり、気持ちがふさぎこんだり、意欲が低下したり、
些細なことでもイライラすることにもなります。
これらの対処法としては、
『規則正しい日常生活を心がけること』があげられます。
不摂生や生活のリズムの乱れは、それだけでも自律神経系の
機能の失調の原因になってしまいます。
十分な睡眠をとり、休息をとることも大切であり、その上で、
日常の様々なストレスを緩和させることが必要です。
梅雨どきはどうしても室内にこもりがちですが、皆さんの
楽しみや趣味などで気分転換をはかったりリラックス法を
工夫してみてはいかがでしょうか。
一方、身体の不調や、ゆううつな気分、意欲の低下、
いらいら感、集中力の低下、不眠などが長引く場合は、
気軽な気持ちで専門医を受診することをおすすめします。
また、４月から入学、入社、転勤などで新しい環境になり、
いわゆる５月病が長引いていたりしている場合にも、
一人で悩まず気軽な気持ちで、保健管理センター等で
相談してみることをおすすめします。
四季おりおりの変化に富んだ日本ならではのこの梅雨の時期、
視点をかえ、前向きの見方で今一度見まわしてみては
いかがでしょうか。
（井上）
中部労務管理センター （社会保険労務士事務所）
人事労務管理研究所 （人事労務コンサルタント）
⇒ホームページはこちら http://www.jinjiken.co.jp
ドクターホーワよりひとこと
井上さんは、中部労務管理センターのニューフェイス。
２００年５月より、事務所のメンバーに加わりました。
事務所の若手、酒井さんと同年齢で、よきライバルとして
活躍を期待されています。
⇒ 【事務所概要】はこちら
⇒ 【事務所理念】はこちら
メールをご利用ください。
中部労務管理センター
４６０−００１５
名古屋市中区大井町２−１１
ＴＥＬ ０５２−３３１−０８４４
ＦＡＸ ０５２−３２１−１１０８
Ｅ−ｍａｉｌ info@jinjiken.co.jp
