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   『 超人の教え 』
              ・・・マンスリー雑感
                       

2003/07/28

 先日『有言実行の経営者(リーダー)をめざそう』という研修を
受講しました。

 その中で、2つのことを紹介したいと思います。

 
 ひとつは、タイトルに記した「超人の教え」の筆者である人物が、
研修を始めるにあたり話した内容です。


 
 50年後の日本を憂えております。
 
 今、日本人として何をするべきか、それを一人一人の
「大人達」が考えなければいけない。

 「子供達」に対して、あまりに「特別なこと」をしすぎてはいないか。
「やってはならぬことはならぬ」と言える「大人」であるだろうか?

  私自身も自分の娘に対して反省させられることがあります・・・

           


 ふたつは、研修のアシスタントとして参加していた
「経営者仲間」のひとりが、本人の紹介のときに話した内容です。


 わたしは、会社を倒産させました。
 
 その時に人間として一番大切なことがわかりました。

 それは、自分の子供すら教育できないものが、社員を育てる事は
できない、ということです。

 それを痛感した文書を紹介します。

 子供が仏壇においてあったお金を盗んだ。
 それに気づいた父親は「ならぬことはならぬ、ならぬと言え」に従い、
子供に厳しい罰を与えた。

 季節は真冬。庭には雪が積もっている。

 息子を庭の井戸端に連れていくと
「おまえは人として、してはいけないことをした。
 よって戒めとして、この井戸の水を10杯かけてやる。
 しかし、そんな息子に育てたのは親であるわしの責任でもある。
 おまえに水をかぶせる前にまずわしが罰をうける」と言うやいなや、
 氷のような冷たい井戸水を桶で、頭から10杯かぶった。


 それを呆然と見ていた息子は途中から泣き出し、自分の非を詫び、
責めた。

 父親は自分がかぶり終わると「次はおまえの番じゃ」といって、
桶にたっぷりの水を続けて3杯、息子の頭から浴びせた。

 4杯目からは、形ばかりの水の量。そして5杯でやめた。


 相手を厳しく叱るとは、同時に自分自身のあり方への深い内省を
伴わなくてはならない。

 「子供に言う前に、親として叱るだけのことを自分ができているのか。
自分のあり方はどうだったのか。」

 そこには、自分に向ける厳しさが不可欠である。
そうしたものがあってこそ、初めて相手に深く伝わる。




 2つに共通する「ならぬことはならぬ、ならぬと言え」は、
昔、会津藩に子供の躾集的なものとして存在した「什の掟」から
引用したものとのこと。


 今回上記の内容を紹介したのは、昨今、日本でおこっている
少年犯罪を私自身考えさせられたからです。

 「自分に何ができるのだろうか」

 それは《人として正しいことの率先垂範》だとあらためて
認識しました。

 それが有言実行のリーダーシップにもつながると信じて
行動していきたいと思います。

 余談ですが、私の息子もわたしの財布からお金を盗みました。
その時、妻と一緒に三人で深夜まで話し合いました。

 ただ「親の責任」という点と「罰の率先」が欠けていました。
経営者としても未熟な自分自身を痛感しております。


                             (國井)
  


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