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       ドクターホーワ放送室 特別番組

    「わが社にとっての環境問題」 
 

 その5 具体的な第一歩は身近な紙ゴミ対策から

2001/06/05

 まず紙ごみのリサイクルからはじまった

 わが社にとっての環境問題への具体的な第一歩は、ありふれた
ことではありますが、まず「紙ごみのリサイクル」で始まりました。


 わが社で最も「かさばる紙ゴミ」は段ボールです。
これは、工事現場が竣工間際になるといっきに増加します。
ウォシュレットとか洗面化粧台とか新しい設備機器をひとつ
取り付けるたびにその梱包剤としての段ボールごみが発生
するのです。

 当社はこれを会社の近くにある古紙回収業者に現場から
持ち込んでリサイクルにまわしています。
 以前は、ある程度たまったらリサイクルする、ということをして
いましたが、最近、当社の近辺でも放火事件が急増しているので
こまめにリサイクルしています。



 事業系紙ゴミへのとりくみ
 
 また、オフィスの紙ゴミについては、名古屋市のゴミ事情が
深刻になって以来、大幅にやり方を変えてきました。

 名古屋市は、野鳥が渡来する藤前干潟の埋め立てによる
ゴミ処分場化を断念して以来、ゴミ問題がにわかに緊急事態と
なり、とくに事業系のゴミについての排出について、大変きびしい
ものとなりました。

 当社でも、これに伴い、紙ごみを新聞紙・雑誌・ミックス紙などに
厳密に分別し、これを古紙回収業者に出すようになりました。

 また、紙の裏側を使うという、ごくあたりまえのことも、徹底的に
やることで、最初は、裏側が白いリサイクル用の紙が事務所内に
あまっていましたが、最近ではリサイクル用の紙が足らない、という
ことも多くなってきました。


 オフィスでのペーパーレス化も、IT化によりすすめようと努力を
しているのですが、残念ながら、IT化が進んでも、紙の使用量は
目だって減ってゆかないのが実情で、まだまだ課題を残しています。


 再生紙使用の問題

 紙資源リサイクル入り口としての、古紙提供(古紙回収業者に
紙ゴミをだす)ということに対して、リサイクル出口に対して、
わが社が貢献できることは、再生紙の活用だと思います。

 数年前から、営業用パンフレット類やDMなどを再生紙利用に
切り替え、名刺も再生紙で作るようにしました。


 しかしながら、再生紙がコスト的にまだまだ割高についている
のも事実であり、長引く景気低迷の中で、懸命なコスト削減の
努力をしているのと大きく矛盾が生じており頭の痛い問題です。

 
 また、事務所のファックスに大量に流れてくる「迷惑ファックス」
にも大いに閉口しています。
 DMなら、まだ紙を使うかどうかは当方の問題ではありませんが
迷惑ファックスは、先方の一方的で勝手な営業活動のために
当方の貴重な紙資源を、消費せざるをえないので、大きな怒りを
感じています。

 
 そういう最低限のモラルすらもたない売り込みにたいしては
まったく応じる気持ちをもてません。

                             (次回に続く)


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